アメリカ下院議会は18日、ファイアストン社製タイヤのリコール問題に関する公聴会を21日に再度開催することを決めた。前回の公聴会では、フォードとファイアストンのCEO同士が熾烈な責任転嫁合戦を繰り広げるに終始したが、次回の公聴会ではフォードが新たに提出した走行データを基に質疑応答が行われる予定だ。
前回の公聴会では、フォードのジャック・ナッサーCEOが「フォード『エクスプローラー』の事故はファイアストン社製タイヤのものに限られており、グッドイヤー製タイヤのものは事故を起こしていない」という発言を行っており、今回提出される資料はそれを裏付けるものになりそうだ。
なお、下院が出席を要請しているのは、ファイアストンの副社長、フォードの副社長、アメリカ運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)のベイリー局長などだ。