来シーズンのテストに関する第2回ミーティングがFIAとチーム責任者の間で行われ、レース直前のテストを制限することで合意に至った。
現在、グランプリが開催されるサーキットでのテストは原則禁止とされているものの、バルセロナ、マニクール、モンツァ、シルバーストーンは例外とされている。これらのサーキットでは来季も引き続きテストを行えるが、グランプリ開催の4週間前からテストは全面禁止となる。
これらの試みの目的は金曜日の走行セッション(フリー走行)の活性化にある。現在のようなやり方ではチーム側は事前テストに力を注いでデータを集め、予選や決勝までタイヤを温存する傾向があったため、金曜日のセッションは重要視されていなかった。今回これを改善するために金曜日のみに使用できるタイヤも2セット増やせることが決定している。
加えてF1関係者の全員が家族と夏休みを過ごせるようにという計らいから、8月には3週間の休みを必ず設けることも決まっている。