ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)が、安全性を高めるために改修されたモンツァの第一コーナーについて、スタート直後にマシンがだんご状態になると警告を発した。
「確かに安全性という点については向上した。しかし22台のマシンが第1コーナーをアクシデントなしで通過するのは難しいだろう。いずれにせよ、そうなることを防ぐのは僕たちドライバーの腕にかかっている」
今シーズン何度もスタート直後に悪夢を見ているシューマッハ−だけに、かなり慎重になっているのかと思いきや、その意見を持っているのは彼だけではないようだ。ハインツハラルド・フレンツェン(ジョーダン無限ホンダ)も「スタートした後、あそこでどうなるのか想像もつかないよ」と、新コーナーに不安を抱いている。今週開催のイタリアGPでは第一コーナーが注目だろう。