ファイストンとフォード、16カ国で先にリコールを実施していた!

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アメリカ運輸省の道路交通安全局(NHTSA)は30日、ファイアストンとフォードの2社に対して、リコール問題の調査のために必要な資料を追加して開示するように求める要請文書を送ったことを明らかにした。

ファイアストンとフォードは、アメリカ以外の国で今回と同様のトラブルに遭遇した『エクスプーラー』のリコールをすでに行っているが、その事実報告を怠り、今も関連資料がNHTSAに提出されていないことから、改めて要請することとなった。

NHTSAの調べによると、フォードは今年7月にアメリカ国内で今回の事件が発覚する以前に、少なくとも16カ国において今回と同様のリコールを行っているという。このうち、アメリカ国内で問題となっているのと同じ、1990年以降に製作されたエクスプローラーのリコールを行ったとされる、マレーシア、タイ、ベネズエラ、サウジアラビア、エクアドルなど、高温な気候の国での情報開示を求めた。期限は9月末に設定したという。

《石田真一》

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