これだけ長年にわたって組織的に行われてきた三菱自動車のユーザーの安全を脅かす行為が発覚したわけだが、三菱自動車の河添社長は「責任問題」については、発表を見送った。会見では「社内処分は厳しくやりたいが、最終決定にまだ至っていない。役員の減棒などを検討している」と説明、自身の責任については減給と報酬カットで、「進退」については触れないままだ。「体制をちゃんとして、もう一度信頼される会社にするのが私の使命だと思っている」と。