マツダは北米市場にSUV『トリビュート』を投入し、1日から発売を開始したが、発売からわずか10日でリコールが決定するというトラブルに見舞われた。
リコール対象となったのは、フォードのカンザスシティ工場で生産を行ったもの。リコールは2種類あり、ひとつは「ハンドルを取り付けたナットの不具合によって、ハンドルが外れてコントロール不能になる恐れがある」というもので、もうひとつが「セットしたクルーズコントロールユニットが解除不能になる」というもの。どちらも走行中に遭遇したくないと思う、恐ろしいトラブル。
対象車種はハンドル関係が641台、クルーズコントロール関係が606台で、一部は両方のトラブルを抱え込んでいる。発売からわずかな日数しか経ていないため、すでに納入された台数も20台程度と見られ、この中からトラブルは発生していない。
トリビュートは、マツダがフォードと共同開発し、プラットホームの共通化を行った世界戦略車の第一弾モデル。