日本自動車輸入組合が4日発表した7月の輸入車登録台数は、登録可能日が昨年より1日少なかったこともあり、前年同月比6.8%減の2万2050台となった。
ブランド別では、VWが相変わらずトップ(5332台、前年比38%増)をキープ、2位のメルセデス・ベンツ(3285台)は新型『Cクラス』発売を前にした買い控えが響き、2ケタ減となった。3位のBMW(2377台)も『3シリーズ』の供給不足に雹(ひょう)害が追い打ちをかけて前年実績を下回った。5位のプジョー(1123台)は相変わらず『206』効果で絶好調。7位のフォード(960台)は6月からの『フォーカス』出荷再開で一安心か。
一方、年内でセダン系輸入停止の恐れがあるローバー(381台)は前年比8割減。ルノー(203台)も前年比2ケタ減のペースから抜け出せない。ホンダ(859台)も『インスパイア/セイバー』不振と、『ラグレイト』人気の一服で輸入が半減した。