ダイムラークライスラーがアメリカのトラック市場征服へ?

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ダイムラー・クライスラーがトラック部門強化のための企業買収をアメリカで行っている。まずディーゼルエンジン・メーカーのデトロイト・ディーゼル社の株式を、現在50%近くを所有しているペンスキー社から1株あたり23ドルで購入。ダイムラー・クライスラーはデトロイト・ディーゼルの株式21.3%を元々保有しているため今回の買収でデトロイト・ディーゼルをほぼ手中に納めたことになる。

またダイムラー・クライスラーの子会社であるトラックメーカー、フレイトライナー社も同時にウェスタンスター・トラック社の株式の買収をオファー。これはこの秋ウェスタンスターの株主総会での投票で売却か否かが決定されるが、ほぼ決定と見られている。

これらの二つの動きから、ダイムラー・クライスラーが商業用トラック部門の拡張に大きな野心を抱いているのは明らかで、旧ダイムラーベンツが元々大型トラックに強い企業だったことからますますダイムラー色が強まっていきそうだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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