保険料は走った距離ごとに---カーモバイルの新しい使い方

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オハイオ州にあるプログレッシブ保険会社では、自動車保険の機構そのものを変えかねない新しい保険料金の算定システムを開発した。実際にドライバーが運転したマイル数に応じて保険料金を算定する、というもので、数年内には自動車保険業界全体の料金算定に大きな影響を及ぼしそう。

このシステムはオートグラフ・システムと呼ばれるもので、保険の申請者に対しどれくらいの頻度で、どんな場所で、どのような時間帯でクルマを運転するのかを質問する。そして渋滞の状況、付近の車両の台数、実際の運転マイルなどを基準に保険料金が決定される。もちろん自己申告だけではなく、GPSデータと携帯電話技術を利用して実際にクルマが申告通りに運転されているかもチェックされる。

運転距離の少ない人は多い人よりも事故の確率が低いのは当然で、このシステムは多くのドライバーにコスト効率のよい保険料金を提供できる、とプログレッシブ社。自動車保険の大きな革命になることは間違いない。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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