オーストリアGPスタート直後の第1コーナーでミハエル・シューマッハ(フェラーリ)をリタイアに追い込んだリカルド・ゾンタ(BARホンダ)が、衝突の原因は自分ではなく、M. シューマッハが強くブレーキングしすぎたためだと語っている。
「すごくいいスタートを決めたのにフェラーリの2台に挟まれてしまったんだ。ミハエルがかなりインに入ってきて、コーナーを曲がるときに僕をふさぐ形になった。精一杯ブレーキを踏んだんだけど、彼のマシンの後部にぶつかってしまった」 このアクシデントのおかげでゾンタはスチュワード(競技委員)から10秒のペナルティを受けるはめになっている。
「いつものようにチームのみんなは一生懸命やってくれていたし、彼らのためにもいいリザルトを得ることができただろうと思うと、尚更こういう結果になったのは残念だよ」 今季ベストグリッドの5番手スタートながら期待を裏切る結果になってしまったリカルド。次のレースでは予選6位が決してフロックではなかったことを証明してほしい。