ベビー用品大手のピジョンは7日、同社が販売するドイツ製のチャイルドシート『ピジョン・コンコルド・バブー』の自主回収を開始した。
これは、同社がドイツ・コンコルド社のチャイルドシートを輸入し、日本国内で代理販売している製品で、同社が消費者からの苦情をもとに調査したところ、チャイルドシートの持ち運び用のハンドルが外れるという欠陥が発見された。これまでの出荷台数は1万2000台。同社では同型のシートを全て回収して点検、該当部品を対策品に交換することになった。
チャイルドシートにはリコール制度が無いため、自主回収という方法でしか対応できない。今回のような自主回収は昨年のリーマンに続いて2件目となる。