トヨタの次の目標--「Gazoo(ガズー)」を世界のユーザーへ

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トヨタ自動車は6日、日本で「Gazoo(ガズー)」として展開中の消費者向けの情報ネットワーク事業を海外に拡大すると発表した。2003年を目標にアメリカ、ヨーロッパ、アジアなどで市場に合致したコンテンツを立ち上げ、順次提供するという。

同様のプロジェクトはすでにGMが準備を進めているが、トヨタではガズーで蓄積したノウハウを元に、その地域のニーズにマッチしたコンテンツを情報インフラの規模に合わせて提供していくという。「全世界で同じコンテンツの提供」を目指すGMと根本的に違う部分はそこだが、両社とも目標は全く同じ「eコマース(電子商取引)によるユーザー1000万人」の囲い込みだ。

トヨタではまずWebサイトによるコンテンツ提供からスタートし、ガズーと同様の専用端末をディーラーなどに設置していくとしている。北米地区ではすでに運用実験がスタートしており、今後はヨーロッパ、アジアと進んでいく予定である。

《石田真一》

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