28日、株主総会を行ったトヨタ自動車がF1参戦について株主から問われ、噂されていた2001年の参戦を諦め、2002年から参戦することを正式に認めた。また、これによりFIAに約13億円の違約金を払う。
参戦が遅れる理由として「V12エンジンで参戦するべく開発を進めていたが、F1の規定変更でV10エンジンとなり、2001年の参戦は難しいと判断した」と述べたという。つまり、設計段階だったとはいえ、トヨタはV12エンジンでF1に参戦しようとしていたのだ!
また、加藤伸一副社長は「出るからには必ず勝って、トヨタのブランド力を高めたい」と、F1参戦に対する本気ぶりをうかがわせた。