トヨタをみならったGM? スペシャル・オーダー部門が盛況

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GMでは顧客への新しいサービスとして、1999年モデルから顧客のオーダーに応じてクルマをカスタム化する「スペシャルティ・ビークル・アクティビティ・ユニット」を立ち上げた。このサービスが人気を呼び、2000年モデルイヤーでは、すでに昨年の1年間に受注した数の2倍以上の申し込みが殺到している。

これまでは自動車のカスタムといえば町の工場で個人が行うことが圧倒的に多かった。GMはメーカーとしてこのニッチ・マーケットに参入、その狙いが見事に当ったということになる。GMではさらにこのサービスを充実させ、2003年にはオーダーメードの車を作るという部門を立ち上げる予定。これはメーカーやディーラーにとっても、カスタム用のパーツの在庫などを減少させる手段であり、カスタマーからすれば自分好みにカスタマイズしたクルマを手に入れられるという、正に一石二鳥の新しい試みとなる。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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