シトロエンのブースへは、昨年9月のフランクフルト・モーターショーで発表されたモデュラー構造のコンパクトカー・スタディ、『プリュリエル』が“巡業”して来ていた。もちろんイタリア・デビューだが、媒体ですでに報道されているので新鮮味はない。
むしろ人々の興味は、やっとイタリアの道でも見られるようになったコンパクト・ミニバンの『クサラ・ピカソ』に集まっていたようだ。モーターショーにおけるショーカーの役割を考えさせられる。
それはともかく、フランス系メーカーのスタンドはどこもカジュアルで同時に落ち着いており、また展示もゆったりとしており、好ましく感じられた。