韓国のメーカーは事実上、起亜(キア)と現代(ヒョンデー)のビッグ2に集約された。キアの『リオ』はミドルクラス・ファミリーカーだが、ヒョンデー『エラントラ』よりはひとまわり小さく、エンジンは1.5リットル、寸法は全長4215mm、全幅1675mm、全高1440mm。
やはり4ドアと5ドアの2タイプがあり、すでに輸出は順次開始され、今回のトリノ・モーターショーでは5ドアのイタリア・デビューとなる。デザインはトヨタの『カルディナ』を連想させる。キアはほかに『カレンス』という、やはりトヨタの『イプサム』に良く似たミニバンも展示していた。
韓国の自動車産業はバブルの崩壊や業界再編を含めて、日本の自動車産業の発展/停滞をトレースしているが、こういうことはトレースしなくてもねぇ……。欧米人には東洋人の顔はみんな同じに見えるってか?