なんとスーパーカーの代名詞のようなランボルギーニが、トリノ・モ−ターショーに出展していない。マ−ケットからいえばジュネーブ・モーターショー、あるいは本拠地近くのボローニャ・モーターショーに出したいと考えたのか。トリノ・モーターショーの体温を下げた大きな原因は“ランボ”の不在だろう。
なおザガートがデザインを開発して、その後、音沙汰のなくなった『ディアブロ』後継車だが、ザガートはじめ当事者の口は堅い。しかしザガート案はボツになったというのは公然の秘密となっている。
ただしザガート情報筋によると「ボツ」と決定したのではなく、「ペンディングのまま、親会社のアウディの動きがない。どうしちゃったんでしょう」となる。残念ながら、このトリノ・モーターショーで発表されない理由はボツ以外に考えられない……。