ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)はミカ・ハッキネン(マクラーレン)がもはや昨年までの「エイリアン」的な存在ではないことを確信したという。2度の王座に輝くこの前ワールドチャンピオンは、昨シーズンのハッキネンのドライビングがあまりにもパーフェクトで、人間離れしていたと内心で感じていたと告白。
M. シューマッハはさらに詳しくこう述べた。「ハッキネンはあらゆる場面において昨年のような完璧さがない。バルセロナではスタート直後に抜かれることはなかったし、シルバーストーンでのスタートも最高ではなかった。新レギュレーションのもとでなら、僕はハッキネンと同レベルのスタートを決めることができる。昨年みたいに彼をエイリアンだと感じることはもうないよ」
つまり、M. シューマッハの発言は、TCS(トラクションコントロール)禁止となった現在のマクラーレンは恐くないという意味に聞こえてくる。