フィアット・オート・ジャパンは、アルファロメオ『アルファ・スパイダー2.0TS16V』の制動装置に不具合があったとして、運輸大臣に対してリコールを届け出た。対象となるのは1998年10月26日から1999年11月16日までに輸入された合計192台。
対象のクルマでは、制動装置のマスターシリンダーにおいて、リザーバータンク間のホースを接続するコネクタの強度が不適切なため、そのままの状態で使用を続けると当該コネクタに亀裂が発生し、最悪の場合ブレーキ液が漏れて制動力が低下する。
発見はメーカーの社内検査による。