『カローラ』や『サニー』といった小型乗用車の販売不調が続いている。業界団体が発表した4月の販売実績で小型乗用車の販売台数は3.1%減と、15カ月連続で前の年の同じ月を下回り、4月として過去最低を記録してしまった。
たしかに、トヨタ自動車の『ヴィッツ』だけは毎月1万台以上を販売するほどの好調ぶりだが、それ以外のモデルではこれといって目立ったヒット車がないのが現状。トヨタも「ヴイッツが売れているのはうれしいが、カローラの需要を食ってしまっているようでは、利益的にも厳しい…」とこぼす声もあり心境は複雑だ。