19日のプレスデイから開幕したニューヨーク・インターナショナル・オートショーで、日産自動車はアメリカで展開するインフィニティ・ブランドの最高級セダン『Q45』の第3世代を発表した。ニューヨーク・インターナショナル・オートショー一般公開は22日から30日まで。
新型は2002年型モデルとして、来年4月から全米150店のインフィニティ・ディーラーで販売される。現行インフィニティQ45は日本では『シーマ』にあたる。1991年デビューの先代=初代インフィニティQ45は、日本では日産『インフィニティQ45』という車名で97年まで販売されていた。さらにインフィニティQ45は設計変更を重ねて現行『プレジデント』として存続している。
新型Q45の開発コンセプトは「性能のリバランス=バランス再設定」。動力性能だけでなく、快適性もここでは性能に含まれる。
エンジンは新開発の4.5リットルV8。出力は340PS、現行Q45より25%アップ。0-60マイル/h(約90km/h)加速は5.9秒、2002年型Q45より2秒近く短縮している。