【リコール】フォード『マスタング』に不具合2種類

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フォード・ジャパン・リミテッドは、スポーツカー『マスタング』に2種類の不具合があったとして運輸大臣に対してリコールを届け出た。まずひとつは原動機の冷却系に不具合が発生。対象となるのは1994年8月1日から95年5月5日までに輸入された合計5995台。

対象車は原動機を冷却する電動ファンモーターの軸受け取り付け部の寸法に不適切なものがある。そのままの状態で使用を続けると、軸受け部のベアリングが固着して当該モーターが作動しなくなり、オーバーヒートに至るおそれがある。不具合発覚は4件で、発見は国内市場でのクレームによるもの。

またもう1種の不具合はガスケットの気密性。95年9月8日から96年12月13日までに輸入された2834台が対象となる。

対象となるクルマは原動機において、フロントカバーとシリンダーブロック間のガスケットの気密性が不適切なため、そのままの状態で使用を続けると、冷却水が原動機外部又は内部に漏れる。最悪の場合オーバーヒートを起こすか原動機が破損し、走行不能となるおそれがある。国内での不具合発覚は3件で発見は米国市場でのクレームによる。

《レスポンス編集部》

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