【ホンダF1ストーキング】ビルヌ&ゾンタを苦しめたトラブルの原因は?

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【ホンダF1ストーキング】ビルヌ&ゾンタを苦しめたトラブルの原因は?
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週末を通じてホンダRA000Eエンジンは終始トラブルはなく、BAR002シャシーもハンドリングの良さを見せた。ジャック・ビルヌーブは予選で、度重なる赤旗のためにタイムアタックのチャンスを逃して10位にとどまったが、リカルド・ゾンタは昨年のデビュー以来最高位となる8位からのスタートとなった。

決勝レースではゾンタが10位、ビルヌーブは序盤からギアが入らなくなり、16周でレースを終えた。ビルヌーブは「序盤から異常を感じていた。決勝まではトラブルフリーで、かなりの速さを発揮できたのだが」と語る。

ゾンタにとっては母国で初めてのグランプリ。ワン・ストップ作戦でたくさんの燃料を積んだ彼のマシンは、ツー・ストップ作戦の軽いライバルたちについていけなかった。そのうえ28周目に前輪に異常振動を感じピットイン。コース復帰後ビルヌーブと同様のギアトラブルにも襲われたが、なんとかゴールまで走り切った。

「観衆の期待に沿えなかったのは残念だが、初めてのブラジルGPを完走で飾れてうれしい」と、ゾンタはそれほどレース結果に落胆していない。「前輪のひとつから奇妙な振動が出始めたので予定より早くピットに入った。コース復帰後の数周はギアが入りにくいというトラブルにも悩まされた。その後は順調だったが遅れを取り戻せなかった。しかし完走は大きな収穫だ」

いっぽう本田技術研究所の保坂武文マネージング・ディレクターは「シーズン序盤での目標は信頼性を確立することだったが、今日はそれが達成できず残念だ。サンマリノGPの前のテストで問題点をすべて洗い出し、改善したい」とコメントする。

またBARのマネージングディレクター、クレイグ・ポロックは「今日の結果にはちょっとショックを受けている。しかしシーズン序盤の段階で問題が出てくれて良かった」と語った。

《高木啓》

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