北海道は、自動車税を軽減する優遇税制について廃止することを決めた。北海道は積雪が他の地域と比較して著しく多いため、自動車に乗れる機会が少ないことを理由に、これまで自動車税に積雪軽減措置を導入して他の地域よりも税率を低く設定していた。
しかし現在では除雪体制が整っているのに加え、スタッドレスタイヤや4WDの高性能化と普及で、積雪があっても自動車に乗る機会は失われないと判断、優遇税制を廃止する。北海道住民にとっては事実上の自動車税値上げとなる。北海道の税収が不足していることも影響していると見られる。
