【SECURITY SHOW 2000 Vol. 5】注目! バイオメトリクスをソニーが手がけるとこうなる

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SECURITY SHOW 2000会場には、カードやパスワード・暗証番号のかわりに、指紋や虹彩・顔貌認識・デジタルサイン(筆跡・筆圧・筆順のクセなどから、登録されたサインと照合)などの生体認識=バイオメトリクスがあふれかえっていた。

こんな風潮のなかソニーが参考出展したのが“指紋照合機能付きトークン”『 FIU-710』だ。この手の認証デバイスは、NECのほか富士通、オムロンなどでさかんに商品化されてきた。ただしこれら従来商品は、単なる指紋スキャナに過ぎず、アクセスするたびに認証サーバー・PCとの照合を必要とした。

対するFIU-710がひとあじ違うのは、ユニットにCPUとフラッシュメモリを内蔵。ユニット内にあらかじめ登録された指紋データと、実際にユニットののせられた指のデータとをユニットの中で照合処理。ユニットからPCへは指紋の持ち主のIDが送られる仕掛けだ。これなら“重い”指紋データがLANを飛び交いトラフィックが渋滞することも避けられる。

またFIU-710では、たとえば人さし指はメ−ラ−、中指はワープロ、薬指はauto-ASCIIのWEBページ、子指は愛人へのメールという具合に、指ごとにアプリケーションやWEBページを割り当て、指タッチだけで自動起動させることが可能になる。

PCに不馴れな 企業の重役などが机にパスワードの付箋を貼るなどして、パスワードが意味をなさずに機密情報を誰もが見られるようになっているなどということが珍しくない。このような不用意なパスワード漏洩などを解決するために、この種のシステムが有効とされている。

さらに手帖サイズでモバイル仕様のユニットが利便性を高めている。同社のパソコンVAIOとの連係も期待できるだろう。
《小谷洋之》

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