VW(フォルクスワーゲン)グループ・ジャパンは、VW『ゴルフ』など19車種の乗車装置(乗員補助拘束装置、助手席エアバック)に不具合があったとして運輸大臣に対して改善対策を届け出た。
対象となるのは『ゴルフ・カブリオ』、『ゴルフCLディーゼル』、『ゴルフCLi』、『ヴェントCLi』、『ゴルフ・ワゴン1.8』、『ゴルフGLi』、『ヴェントGLi』、『ゴルフ・ワゴン2.0』、『ゴルフGTi 16V』、『ゴルフVR6』、『ヴェントVR6』、『パサート2.0』、『パサート1.8』、『パサートワゴン1.8』、『パサート1.8T』、『パサートワゴン1.8T』、『パサートワゴンV6シンクロ』、『ポロ1.6』、『シャランVR6GL』で、1995年2月2日から98年11月26日までに輸入された合計200台。
対象のクルマでは、使用者の要望により助手席エアバックの展開機能をソフトウェア上で停止させた車両において、衝突事故の発生状況によってはソフトウェアのみでは停止できない可能性がある。そのため最悪の場合、当該エアバックが誤展開してしまうおそれがある。