スズキは1月21に軽自動車『Kei』ベースの1300cc車「スイフト」を発売した。ライバルのダイハツも3月にアトレーワゴンベースの1300cc車『AT-7』を発売する予定だ。 AT-7は3列シート7人乗りのコンパクトワゴンで、昨年秋に開催した第33回東京モーターショーに参考出品したプロトタイプの量産バージョン。こうした軽自動車ベースのリッターモデル(1000~1300cc)は、既にスズキのジムニーワイド、エブリイプラス、ワゴンRプラス、三菱のタウンボックスワイド、トッポBJワイド、パジェロミニがあるが、ダイハツはまだテリオス1車種しか投入していない。 軽自動車ではスズキを追撃、トップシェア奪還を目指しているわけだが、軽自動車ベースのリッターカーは軽自動車をバックアップするためにも開発が必要な分野である。今後1〜2年をかけて、スズキ並みのラインアップを揃えるのはほぼ確実となっている。スズキもまだアルト、アルト・ワークスを残しており、来年までに投入するものと思われる。 |