金融監督庁の自賠責保険審議会懇談会は、自賠責保険で集めた保険料を運用した収益について「さらに情報公開を進める」ことや、運用益の一部を補助金として支給している交通遺児育成基金について「国や損害保険会社などいろいろな所から補助金が出ているのを一本化して効率化を図ることを検討する」ことを確認した。
自賠責保険は、集めた保険金の運用益の一部を交通事故対策などに当てている。その使途については運輸省の天下り先である自動車事故対策センターなどに任され、不透明だったが、今後はオープンにしていくことを確認、交通遺児育英基金のあり方も見直す方針だ。
議事録の詳細は金融監督庁のホームページで。