ボンネットには、前後で2枚にセパレートさせた「ダブルクラムシェルフード」を採用した。ヘッドライトのあるスリットから入った空気は、ボンネットの中をとおり、をフロントウインドウ直前のアウトレットから抜け出る。後方の黒いフードにはその空気を整流する役目がある。
この構造による利点のひとつは、速い流れによってエンジンルーム内の熱気を吸い出すクーリング効果。もうひとつは、ボディ下のエアを吸い出すことでフロントのリフトがある程度おさえられる点だ。 アンダーフロアはフラットに、さらにリアバンパー下にはディフューザーがつく空力ボディとなっている。cd値はトップシークレットということで知ることができなかったが、0.3以下とまでは教えてくれた。 |