【東京モーターショー出品車】三菱、次世代パワートレイン「GDIシグマ」を搭載したコンセプトカー3台

自動車 ニューモデル モーターショー

SUWアドバンス
SUW Advance

三菱自慢のGDIエンジンと、周辺技術を統合させた低燃費パワーユニットシリーズ「GDIシグマ」を搭載した3台のコンセプトカーが、ここにあるSUWシリーズ。ちなみにSUWアドバンスとコンパクトはフランクフルトショーですでに展示されている。アドバンスには、GDIエンジンと電気モーターのハイブリッドシステム「GDI-HEV」が搭載されている。さらにCVTとの組み合わせで31.5km/ℓの低燃費を実現している。GDIエンジンは始動性が高いことから、電気モーターとエンジンのスムーズな切り替えによって、フル加速時にさらに素早く大パワーを引きだすことができる。

SUWコンパクト
SUW Compact

コンパクトには、アイドリングストップ・システムを装備したGDI-ASGを搭載している。10・15モード中のアイドリング消費燃料は、もともとアイドル燃費のよいGDIエンジンでも10%になるというから、この部分の燃費低減はかなり重要だ。しかし従来型のエンジンでは再始動までにワンテンポ間があり、ドライバーの意志とリンクさせることは難しかった。コンパクトではGDIエンジンの特性でこれを解消している。

SUWアクティブ
SUW Active

このSUWアクティブのパワーユニットには、2ℓGDIエンジンをターボで加給したパワーユニットが搭載されている。GDIエンジンの特性が、いままでのターボエンジンの弱点だったレスポンスと燃費を補うことができたという。具体的なスペックは、最高出力が250ps、最大トルクが35kg-m。噂では、来年発売されるランエボVIIはGDIになるらしい。このエンジンがベースになるのかもしれない。 

《》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース