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神尾― あくまでも携帯は情報ツールコミュニケーションデバイスで、クルマはモビリティ(移動手段)という違いはありますが、「ネット」という概念が意識され始めた時期としては近いですね。このネット的な視点だと1995年のウインドウズ95や1999年にiモードが始まって、人々の情報を求める姿勢が変わりました。つまりそれまでは、本や新聞やテレビなど、さらにはCDやDVDなどの「パッケージ化された情報」が提供されるだけでしたが、ネットではコンテンツという「情報の断片」が流通する形になり、ユーザー自らがコンテンツを必要な部分を必要なだけ引き出せるようになってきました。情報の流通において、提供者と消費者の力関係が変わってきたわけですね。 清水― 先にハナシに出ました1998年時点で、iモードに対してクルマが先手を打っていたのは興味深いです。 神尾― 運転中の車内は周囲から隔絶された空間だけに、より情報に対する欲求の度合いは大きかったのでしょう。じつはケータイも似たところがあって、”モバイル”という環境では潜在的な情報に対する欲求は高くなるのです。 清水― 2001年は、フランクフルトショーの開催日に起こったNYテロが、世間的に不安を煽る年でしたが、その後、10月末に開催された東京モーターショーに海外メーカーのCEOが大挙してやってきました。そこで彼らはあれやこれと乗りたい指示を出したのですが、それがどれもカーナビ搭載車ばかり。この点でやはり日本は、立場的に強いと思いましたね。 |
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