英国フォルクスワーゲンは23日、ウェブサイト「vwescape.co.uk」を立ち上げた。夏のバカンスシーズンを前に、ミニバン&キャンピングカーの非日常的な楽しさを紹介している。
メルセデスベンツUSAは17日、新型『Eクラス』の米国発売に合わせて、「This is Mercedes-Benz」キャンペーンをスタート。そのテレビCMは、動画共有サイト「YouTube」で公開中だ。
メルセデスベンツUSAは17日、『Eクラスクーペ』の米国発売に合わせて、「This is Mercedes-Benz」キャンペーンを開始した。
メルセデス『Eクラス』、アウディ『A6』、そしてBMW『5シリーズ』各現行車種のキャラクターや技術的特徴をチェック。続いて過去へさかのぼり、それらの進化の過程を時代ごとに振り返ってみよう。
ドイツ製ミドルクラスセダンの比較から見えてくるのは、「駆けぬける歓び」というブランドフィロソフィーに象徴される5シリーズのブレのなさだ。エンジンやシャシーといった「素材」にこだわり、磨き抜くクルマ作りは、装備や車種設定の分野でも当然のように反復されている。
メルセデスベンツの新型『Eクラス』、BMWの『5シリーズ』、そしてアウディ『A6』。永遠のライバルと言われるこれらジャーマンプレミアムセダンだが、それぞれの伝統を反映したキャラクターやメカニズムには明確な違いが見て取れる。
新型『Eクラス』ラインナップのミドルグレード「E350アバンギャルド」。3.5リットルV6エンジンを搭載し、出力は200kW(272ps)、最大トルクは350Nm(35.7kgm)を発揮する。
新型『Eクラス』ラインナップの中で現在のトップグレードが「E550アバンギャルド」だ。5.5リットルV8エンジンを搭載し、出力は285kW(387ps)、最大トルクは530Nm(54kgm)と、堂々たるスペックを誇る。
新型メルセデスベンツ『Eクラス』は従来モデルと比べボディサイズを、全長+20mm、全幅+35mm、ホイールベース+20mmをそれぞれ拡大。走行安定性を高めると同時に、快適な室内空間を作り上げた。
新型メルセデスベンツ『Eクラス』のデザインテーマは「伝統と革新の融合」。これまでのEクラスのアイデンティティであるツインヘッドライトを踏襲しながらも、スクエアなデザインを採用したことで精悍さと新しさを手に入れた。
メルセデスベンツの新型『Eクラス』は、丸型ヘッドランプから角型に変化したことが外見の大きな特長。サイズは全長で20mm、全幅が35mm拡大し全長4870mm×全幅1855mm×全高1455 - 1470mmで、ホイールベースは20mm延長し2875mmとなった。
VWアウディグループの環境戦略は、小排気量化と過給でトルクを落とさず、CO2を減らそうというものだ。わかりやすく言えば、絶対的な排気量を小さくして燃費を改善し、必要に応じて過給で力を補うということになる。
筆者の中で、登場時と現在の印象がこれほど大きく変わったクルマも珍しい。BMWは非常に好きなブランドのひとつで、これまで3台を乗り継いだほど。しかし、現行『5シリーズ』について、デビュー当初に抱いたのは「嫌悪感」だった。
アウディ『A6』がマイナーチェンジでV8をなくし、過給機付きの3リットルV6エンジン搭載車をトップモデルとして据えたことに驚いた。これはひたすら拡大指向で進んできたプレミアムカー界では異例のアプローチである。
アッパーミドルクラスのサルーンと言えば、どのブランドでもコンサバな存在になりがちだ。だが、BMW『5シリーズ』は違う。フロントマスクからして、その目つきは猛禽類の鋭さを感じさせ3シリーズよりもアグレッシブな印象がある。