日産自動車は6月26日、タカタが民事再生手続開始の申立てを行うと発表したことを受けて、声明を発表した。
タカタが6月26日、民事再生手続開始の申立てを行うと発表し、事実上、経営破綻した。これを受けて、自動車メーカーの中で最もタカタとの関係が深いとされ、リコール(回収・無償修理)も大規模となったホンダが、声明を発表している。
SUBARU(スバル)は6月26日、民事再生手続きを開始したタカタについて、同社グループの生産等へ与える影響は限定的であるとの考えを示した。
6月26日、民事再生手続開始の申立てを行うと発表したタカタ。これについて、トヨタがその影響に関する見通しを明らかにした。
欠陥エアバッグで経営が悪化したタカタは6月26日の取締役会で民事再生法の手続き開始を決議し、同日東京地裁に申請して受理された。国内外の自動車メーカーによるリコール費用が膨らんで負債総額は1兆円を超え、製造業では戦後最大の倒産となる見通しだ。
米国に本拠を置くキー・セイフティー・システムズ社(KSS)は6月26日、タカタが全世界で保有する実質的に全ての資産と事業の譲渡を受けることで、基本合意に達したと発表した。渡価価格は、総額15億8800万ドル(約1750 億円)。
タカタは6月26日、民事再生手続開始の申立てを行うと発表した。
経営難に直面しているタカタtが、週明けの6月26日にも東京地裁に民事再生法の適用を申請する方針を固め、自動車メーカーとの資金繰り支援などについての最終調整に入ったという。
欠陥エアバッグ問題で経営危機に陥っているタカタは、民事再生法の申請に向けて最終調整に入ったとの報道を受けて「現時点で何ら決定した事実はない」とコメントを発表した。
タカタが民事再生法の適用申請に向け最終調整に入り、月内にも東京地裁に申し立てるという。負債総額は1兆円を超えるとみられ、製造業の倒産としては戦後最大となる見込み。
トヨタ、マツダ、SUBARU(スバル)、BMWの4社は5月18日、米国でのタカタ製エアバッグの集団訴訟に関して、和解することで合意した、と発表した。
タカタは5月10日、2017年3月期(2016年4月~2017年3月)の連結決算を発表した。
タカタは、世界的な2つのデザイン賞を受賞したハイバックジュニアシート『チャイルドガードジュニア』を4月29日に発売した。
エアバッグの巨額リコール問題で揺れるタカタについて、日本経済新聞朝刊は4月27日、スポンサー候補である中国企業傘下の米キー・セイフティー・システムズ社(KSS社)と自動車会社各社が新旧分離型の法的整理案を検討していると報じた。
リコール(無料の回収・修理)の対象となったタカタ製の欠陥エアバッグが、米国で中古部品として流通している可能性があることが明らかになったという。