トーヨーのハイパフォーマンスタイヤといえば“TRAMPIO”ブランドが20年以上に渡ってトップに君臨していた。しかし北米とヨーロッパに輸出して高い評価を受けていたウルトラ・ハイパフォーマンスのグローバルブランドである“PROXES”を日本国内でも導入したのだ。
グッドイヤー『EAGLE REVSPEC RS-02』はホンダ『S2000』タイプVに装着し、チェックした。S2000は前後異サイズのF:215/45R17 87W、R:245/40R17 91Wで、かなりリヤ側が太くて大きい。
グッドイヤー『EAGLE LS3000 Hybrid』は、高級セダン向けのラグジュアリータイヤである。先代モデルのEAGLE LS3000の静粛性や乗り心地などコンフォート性能を引き継ぎ、“バイオトレッド”と呼ぶ新開発のトレッドコンパウンドを採用して各種性能をさらに向上させている。
レグノ『GRV』を『エスティマ』3.5リッターV6 アエラスGパッケージ 4WDに履かせて一般道を走ってみた。タイヤサイズは215/60R17 96Hで、指定充填空気圧は前後とも2.4である。
『EAGLE REVSPEC RS-02』はスポーツカーやスポーティセダンに対して、卓越したハンドリング性能やブレーキング性能を発揮することを重要視して開発されたタイヤだ。フォーミュラ・ワンのレインタイヤが起源のゲーターバックパターンを継承している。
ブリヂストンの新しいコンセプトのタイヤ、『Playz』PZ-1をVW『ゴルフ』GLiに履かせてチェックした。タイヤサイズは195/65R15 91Hで、指定充填空気圧は前後とも2.1である。
ミニバン専用タイヤにもいよいよラグジュアリータイヤの登場だ。レグノはブリヂストンの高級車用タイヤとしてお馴染みだが、そこに『GRV』と名付けられた高級ミニバンをメインターゲットに据えたタイヤがラインアップしたのだ。
ストレスフリーなタイヤを作ろうという発想が『Playz』の原点である。タイヤを変えると、「ラクになる」というメッセージを発信しているように、ドライビングの観点からタイヤがどうあるべきかを導き出しているのだ。
『DNA Sドライブ』をホンダ『アコードワゴン』タイプSに装着してチェックしてみた。タイヤサイズは225/45R17 91W。タイプSは、スポーティなFFワゴンであるが、Sドライブを介して伝わるフィーリングは、無理のないスポーティさを感じ取ることができる。
ヨコハマ『DNA Sドライブ』ES03は21世紀のタイヤらしいタイヤだ。それはこれまで二律背反といわれてきた技術を、いくつも両立させた欲張りな性能を持っているからだ。
『DNA map』ES340はヨコハマの専用タイヤコンセプトによって作られたミニバン専用タイヤであるが、さらにecoタイヤとして特化させたタイヤだ。
『DNA map』ES340をホンダ『ステップワゴン』24Zに履かせてチェックした。タイヤサイズは205/60R16 92H。指定充填空気圧は前:2.2/後:2.4だ。ステップワゴンを走らせて、こんなにシャキッとしていたかと思うほど、しっかりした感じを受けた。