機内モード搭載の噂も…任天堂の新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」と乗り物の親和性が“遊び”を変える?

明日21日に予約受付を開始する、任天堂の新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」。機内モードの搭載も噂される新型機はモビリティを強く意識した作りになっているようだ。

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ニンテンドースイッチ 車内で遊ぶ様子
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任天堂は13日、新型家庭用ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」のプレゼンテーションを開催。その模様は全世界にライブ配信され、3月3日の発売を前に、海外メディアやファンの期待は盛り上がりを見せている。プロモーションビデオでも、自動車・飛行機でのプレイシーンが強調されるなど、“モビリティ”を意識したゲーム機となっているようだ。一部メディアでは機内モードが搭載されるとの報もある。明日21日より予約が開始される新型機の詳細を改めてお伝えしよう。

■そもそもニンテンドースイッチとは?


ポータビリティを備えたハイブリッド・システムとしてデザインされたニンテンドースイッチは、家庭用コンソールと同時にポータブルゲーム機としても楽しめる。リビングの大型テレビと接続する「TVモード」、本体のスタンドを立てて2つのコントローラー「Joy-Con」をシェアして対戦・協力できる「テーブルモード」、Joy-Conを本体の両側に装着する「携帯モード」の3つのプレイスタイルが可能。さらに、最大8台までローカル通信で連動できるマルチプレイ機能や、ネットを通じて世界中のプレイヤーとも対戦・協力プレイができる専用オンラインサービスも完備している。

Nintendo Switch Console

特にJoy-Conは、ニンテンドースイッチをまったく新しいタイプのゲーム機たらしめる「キラー機能」として注目を集めている。加速度センサーやジャイロセンサーに加え、内臓の「HD振動」によるリアルな触感の再現や、手の形を認識する「モーションIRカメラ」によるユニークな入力操作など、より進化したモーションコントロールがコンテンツの幅を広げる。 Forbesは16日付記事で、伝統的なコンソールゲームの入力を容易にするJoy-Conは、Switchをよりソーシャルなゲームの「中核」とし、より幅広い新規ユーザー層を開拓する可能性がある、と評価する。

Nintendo Switch Joy-Con

ゲームソフトについては、現時点で公表されている主なタイトルでは、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」や「ドラゴンクエスト ヒーローズ I・II for Nintendo Switch」はハードの発売日と同日の3月3日から、「マリオカート8デラックス」は4月28日、世界中で話題となった対戦アクションゲーム「スプラトゥーン2」は2017年夏に、そしてスーパーマリオシリーズ最新作「スーパーマリオ オデッセイ」が2017年冬に発売される。

■ニンテンドースイッチは持ち運べる家庭用ゲーム機?


また、海外のファンの間では、Switchの「機内モード」も話題になっている。ライブ配信された体験会で映し出されたユーザーインターフェースの映像に、多くのモバイル端末によく見られるような飛行機のアイコンが確認されたからだ。

アクティブな機内モードは、Bluetooth、NFC、WIFIなどのすべての接続がオフになっていることを示すため、Switchにモバイル接続機能があるのでは、との憶測を呼んでいる。家の外でもオンラインゲームができるのだろうか。

Nintendo Switch AirPlane

機内モードについて任天堂の公式発表はないが、Nintendo insiderやNintendo lifeなどの海外ゲーム情報サイトでは、リビングから公園、電車、自家用車まで、文字通り「どこでも」使えるコンソールのコンセプト上、飛行中にプレイできても不思議はない、と期待する。自動運転の技術開発が実現に向けて加速する中、クルマという空間の過ごし方も大きく変わるとされている。そうした車内環境の変化と、モビリティの高い新型家庭用ゲーム機の登場は価値観や遊びを変えることができるのだろうか。

Nintendo Switch Car

希望小売価格29980円+消費税で、21日から予約受付を開始する。

《Glycine》

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