ボーイング社の航空機を使用している格安航空会社スパイスジェットは、乗客数の増加を目指すためエアバス社の航空機のリースを検討しているとライブミントは伝えている。
通常、技術面や社員育成にかかる費用を抑えるため、航空会社は多数メーカーの航空機を利用しない。
スパイスジェットが検討しているウェットリース契約は、機体のみのドライリース契約とは違いパイロット、キャビンアテンダント、メンテナンスサポートと機体保険料すべてが含まれている。
「短期的な乗客利用者数の増大を目指しており、ウェットリース契約が最適である。エアバス社、ボーイング社の航空機を利用することになるが、ウェットリース契約なら技術コストにインパクトは全くない。」とスパイスジェットの技術担当者は語る。
一方で独立系コンサルタント会社のバラート氏は「格安航空会社にとって、1社の航空機にしぼって運営する方がはるかに効率的、多種の航空機を運営するのは例えウェットリース契約を利用したとしても費用は増大するであろう」と語る。