1900人を超えるチャトラパティ・シヴァージー(ムンバイ)国際空港の清掃員は6月30日夜、賃上げ要求のため18時間のストライキを起こし、国際線ターミナルと国内線ターミナル設備清掃に影響を与えたとエコノミックタイムズが伝えた。
組合員の話によると、ストライキは30日の20時に始まり翌日14時まで続いた。
「繰り返し要求しているにも関わらず、過去8年間賃上げは行われていない」と清掃従業員は主張する。
空港の広報担当者は、ストライキはあったことを認めたが詳細については明らかにしていない。
ムンバイ国際空港を運営しているGVK社は、清掃業務を民間業者"Krystal Integrated Services"に委託しており、国際線ターミナルに約1000名、国内線ターミナルに約900名、合わせて約1900名の清掃員が雇用されている。
2日以内に賃上げを行うという空港側の確約により、清掃員たちは7月1日の午後から業務を再開したが、賃上げの告知がない場合再びストライキを行うことになるだろうと清掃従業員らは話している。
ストライキによって利用客の快適性が損なわれ、特にトイレや待合ホールなどへの影響が大きかった。