インド鉄道デリー支部、NGTの命令に従い33ヶ所の駅で清掃作業を実施

国家環境裁判所(NGT)の命令に従い、インド鉄道のデリー支部が管轄内の33ヶ所の駅で清掃作業を行ったとエコノミックタイムスが伝えた。

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国家環境裁判所(NGT)の命令に従い、インド鉄道のデリー支部が管轄内の33ヶ所の駅で清掃作業を行ったとエコノミックタイムスが伝えた。

この清掃作用には機械による駅構内の清掃、排水、くず拾い、廃棄物処理が含まれる。またデリーNCR地域の75kmに及ぶルート上でのくず拾いも規定の中に加えられた。

NGTの指導により2014年から2015年には2万4千人の利用者がポイ捨てによる違反で総額240万ルピーの罰金が徴収された。また、ニューデリー駅からアザドプールの間の線路上にあるスラムの住人68名が警告を受けた。

北インド鉄道によれば、デリー近郊に住む路上生活者は4万7千人おり、彼らが住むスラムは汚物やゴミの巣窟となっている。

彼らの多くは線路上や近接地帯に住んでいるため、鉄道の運行や彼らの安全確保に支障をきたしかねないと考えられている。

編集部

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