インドの都市部で働く女性達にとって、ランジェリーに関する話題はもはや厳重な秘密ではない。
彼女達はファッショナブルなランジェリーを求め、国内外のブランドに注目し始めているとエコノミックタイムスが伝えた。
アメリカのヴィクトリアズ・シークレットやイギリスのエージェントプロヴォケイターがインドのランジェリー市場に注目する中、日本の下着ブランド、ワコールはインドで単一ブランドショップをオープンするため、既にジョイントベンチャーの設立を外国投資促進委員会(FIPB:Foreign Investment Promotion Board)に申請している。
デリーを拠点とするGoversonsは下着メーカーとして60年来女性用下着を販売して来たが、今回の動きは自動車市場にマルチ・スズキが参入し、アンバサダーを凌駕した時のような大きな変化が起こることを予感しており、今後は従来の白や黒、茶といったシンプルな下着ではなく、スタイリッシュでカラフルな下着の製造を検討するなど、国内メーカーもこうした動きに触発されている。