21世紀にふさわしい楽しく快適・安全かつ環境にも優しいドライブをITドライブという名称を仮に与えよう。そこで、最近発表されたクルマから、注目されるITドライブ装備をいくつか選び徹底試乗した。機能ごとに分けてライターが体感しての印象を報告する。数字やデータだけでは解らない“肌で感じる情報”でITドライブ度を評価しようという試みである。

	カーナビゲーション・システム。GPSを使った自車位置把握と位置情報データベースを結んだ経路誘導が基本。VICSは地図上にリアルタイムの渋滞情報を表示する。最近は通信機能を使ったテレマティクスと言われるカーナビが増えてきた。　more... アダプティブ・クルーズ・コントロール。従来型のクルーズコントロールに対し、距離を測定可能なレーダー（レーザー）と組み合わせることで、前方を走るクルマが設定速度以下でも、一定の車間を確保して追従する。クルマが自動加減速する。 　more... アダプティブ・フロントライティング・システム。ハンドルを操作した方向に合わせてヘッドライトの光軸を可変させる、あるいはその方向のみを照らす補助ランプをヘッドライト内に納めているシステム。 　more... レーン・キープ・アシスト。CCD（CMOS）カメラを使い、路上に描かれた白線を認識して車線逸脱を警告する安全装備。警告だけでなくステアリング操作をアシストして逸脱を修正するタイプも存在する。　more... カーオーディオシステム。FM/AMラジオ、CDを内蔵するヘッドユニットと4スピーカーがカーオーディオの基本。最近はMD機能、CDチェンジャー機能、HDDへのCD録音などの採用もある。　more...

	2日間にわたる4台のITドライブ試乗を終えてたどりついたのは、足立区の某ファミリーレストラン。カーナビ＆オーディオ評論家の会田肇氏、通信・ITSジャーナリストの神尾寿氏、レスポンス専属記者石田真一、それに三浦編集長の4人は、ポスト20世紀ドライブについて話し合った。ITドライブは市民権を得ることができるのだろうか？　more...

	トヨタ自動車のプレミアムブランドとして、北米市場を中心に展開してきたレクサスブランドが今年ついに日本へ上陸。その第一弾としてラインナップされたのが『GS』で、現行ではこれがレクサスの最高級車となる。　more... 装備 日産の高級スポーツセダン『フーガ』。それまでの『セドリック』と『グロリア』を統合するかたちで2004年にデビューした。FR車で、搭載されるエンジンのラインナップは2.5リットルV6、3.5リットルV6、4.5リットルV8の3種。　more... 装備 ホンダの世界戦略車『シビック』もこの秋のモデルチェンジで3ナンバー車に成長。仕向け地制度が採用されており、日本では4ドアセダンのみがラインナップされる。　more... 装備 現行アウディ『A8』は2003年にデビューを果たした同社のフラッグシップモデル。搭載されるエンジンは3.2リットルV6、4.2リットルV8、そして6.0リットルW12の3種。エントリーモデルの3.2クワトロでさえ、税込価格はなんと850万円オーバーだ。　more... 装備