「プリウスな日々SNS」は、プリウスオーナーによる会員制のコミュニティ型webサイトだ。初心者でも自由に書き込みが出来る「プリウスマニアネット」から派生し、07年7月現在は500人以上の登録メンバーを抱えている。
同SNSは、さる07年10月、プリウス誕生10周年を機に、トヨタ会館(愛知県豊田市)で、大オフ会を開催した。北は福島県から南は山口県や高知県まで、全国から108台の新旧プリウスが、生まれ故郷であるトヨタ本社に集結した。
その多くは一見ノーマルだが、ちょっとばかり普通と違うのが仲間内で作った補助計器を増設していること。PDA(携帯型情報端末)を積む車両も多い。そうして得た情報をもとに運転を工夫すれば、2代目プリウス(20型)なら1000マイル(1609km)の無給油走破が可能という。ちなみにプリウスの燃料容量は45リットルだから単純計算では燃費は1リットルあたり約36kmだ(実際にはカタログ記載容量より多めに搭載する)。上級者の目標は何と無給油2000km超、40km/リットル台という。
多くのオーナーはプリウスの魅力として、誰が乗っても燃費がいい点に加えて、努力次第でさらなる低燃費が狙える点を挙げる。すなわち、いかに自分の能力や知識を高めて、プリウスのポテンシャルを引き出すか。プリウスが提供するハイブリッドの世界は、従来のクルマ趣味や価値観とは異なる、「クルマの新たな楽しみ方」を生み出しているようだ。 |
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この97年式の初代プリウスはもともと父親のクルマで、その父親が最近2代目プリウスの10周年記念車に乗り換えたので、これをワタシが譲り受けました。
走行距離は現在8万kmで、今は主に通勤に使っています。初代は現行型に比べると燃費性能はやっぱり劣りますが、乗り心地のよさ、室内の広さ、それに小まわりが効くところなど、クルマとして、そしてセダンとしての基本性能の高さはこちらの方が上ですね。デザインも気に入っています。
じつは一度アイドリングストップしなくなったことがあってディーラーに相談したのですが、なかなか直らない。困ったあげく、こちらのプリウスサイトで相談したら「吸気温センサーとスロットルボディを掃除すれば直るよ」と教えてもらえ、その通りに自分で作業したら簡単に直ってしまいました 。
またこのプリウス、ちょうどこの息子が生まれたときに購入したもので、どちらも今年10歳なんですよ。できればこの子が大きくなるまでずっと乗り続けていたいですね。
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自己申告ですが、満タン無給油走行距離の世界記録保持者です(笑)。条件のよさそうな栃木、埼玉郊外の平坦な一般道を道の空いている時間帯を狙って、2578.1km走りました。一日だいたい200kmほど、のべ14日かかってます。
でも記録のためだけにガソリンを使って走ってますから、あんまりエコではないですよね(笑)。
ふだんはプリウスより自転車で移動することが多いんです。エコランは各種温度や回転数、燃費状況を細かく表示する計器類を眺めながら走りますが、コツはエンジンをできるだけかけず、モーターだけで走るようにすること。ただモーターで多く走るとエンジンの水温が下がり、エンジンがかかってしまいますから、
ラジエターグリルをウレタンでふさぐというワザも使います。
ワタシはとくにクルマ好きではなかったのですが、この2代目のスタイルが大好きで購入しました。今はクルマの状況をチェックしながら走ったり、燃費のいい運転方法を会得するのが楽しいですね。
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京都では40台ほどのプリウスがタクシーとして走っています。京都は道が狭いのでこのサイズはありがたいし、静かでクリーンに走る点も古都にふさわしいですね。まだ買って4ヶ月ほどですが、1万3000kmほど走りました。
業務用ということでだいたい月に3500kmは走りますが、メインバッテリーも心配ないとディーラーで聞いてプリウスに決めました。燃費がいいので、6〜7年乗ればタクシーとしてもじゅうぶん採算は合うと思います。
女性には室内の広さ、男性にはハイブリッドの走りが好評で、営業的にもとても助かっています。停止中はアイドリングストップするので、後席ドアはエンジンの負圧ではなく、運転席からリンケージを介して手動で開けるタイプに改造してあります。
このクルマ、営業だけでなく自分が遊びに行くときも使っています。
運転自体が楽しいですし、燃費をあまり気にしないで走れるので、あちこち遊びに行けるのがうれしいですね。
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会場内でほぼ唯一外観をモディファイしたプリウスに乗るPRINSさん。
プリウスには最初冷やかし半分でディーラーで試乗したのですが、その走りのよさにびっくりして買ってしまいました。なにしろ加速はいいし、燃費はべらぼうにいい。乗ったその日から1リットルあたりの燃費、28kmで走ったことにまたもや驚き、これはすごいクルマだなと。
ただ、以前乗っていたクルマがスポーツセダンだったので、足まわりだけは少しローダウンしてスポーティなタイヤを履かせています。外観もほかのプリウスとちょっと差別化したくてバンパーなどを社外品でモディファイしました。
もちろん足まわりをいじったことで燃費は少し落ちてしまいましたが、それでもまだ抜群に優秀ですから不満はありません。むしろそのぶんを何とか挽回する走りを目指して、走り方を工夫したり、メカニズムのことを勉強したりと日々精進しています。 |
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