2005年の第39回東京モーターショーでは、2代目となる「エスティマ・ハイブリッド」のコンセプトカーが出展された。
トヨタの新世代ハイブリッドシステムの「THS-II」を搭載し、10・15モード燃費18km/リットル以上というコンパクトカー並みの超低燃費と、卓越した発進・加速性能、優れた低エミッションを実現している。
THS-IIでは、初代エスティマ・ハイブリッドの「THS-C」を構成していたCVTがなくなり、プリウスと同様にモーター・ジェネレーターを2個採用し、駆動へのモーターの利用を増やすことで燃費の大幅な向上を実現した。
新たな試みとして、従来は捨てられていた熱エネルギーを、ヒーターやエンジンの暖機に利用することで、燃費と熱効率の向上をはかっている。
ほかに、VDIM(Vehicle Dynamics Integrated Management)による高い予防安全と、滑らかな車両挙動性の実現や、レーダー方式のプリクラッシュセーフティ、レーンキーピングアシスト、レーダークルーズコントロールといった先端の安全機能を装備している。 |
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