日本/北米/欧州 世界三極 『プリウス』オーナーインタビュー 日本オーナー 藤原尚伸さん へ ロサンゼルスオーナー アダム・ブレイアリーさん へ ロンドンオーナー ヨアヒム・ショットさん へ
2代目プリウス × 杉元和彦さん < TOP  1 2 3 4  NEXT >
「先端テクノロジーを体験したいと思って『プリウス』を購入しましたが、本当に面白いクルマですね。1500ccとしては加速もいいし、足まわりもしっかりしているな、というのが最初に運転したときの印象でした。そして何より燃費がいい。私はもともと走りのよいクルマが好きだったんですが、プリウスに替えたら燃料代が以前と比べて3分の1くらいになりました。楽しくて経済的、そして環境性能も高い。これはハマりますね」

測量機器の販売、メンテナンス会社を経営する杉元和彦さんは、クルマを仕事に使う関係上、ゆうに年間5万kmくらい走る。2005年10月に購入した2代目プリウスの積算距離計は、早くも約8万km。

これまで8台のクルマを乗り継いできた。その多くはメルセデス・ベンツ『190E2.3-16』、スバル『レガシィ・ツーリングワゴン』など、まさに“走りのクルマ”だった。その杉元さんにとって、ハイブリッド車はすべてが新鮮なものに感じられたという。

「クルマのエネルギーがどう使われるかが実感できるという点はとくに面白かったですね。たとえばヒーター。冬場にヒーターを使いすぎると、エンジンの冷却液の温度が低下して、エンジンのアイドリングストップの頻度が少なくなり、燃費が落ちてしまいます。暖房ってこんなにエネルギーを使うのかと、家のエアコン温度についても効率が悪くならないよう気をつけるようになりました。プリウスに教えられましたね」

その一方で、走り好きの血がなせるワザか、購入後1年を過ぎたころからドレスアップにも力を入れるようになった。購入時にTRDのマフラー、リップスポイラー、アルミホイールを装着していたが、現在はさらにシートや足まわりにも手を入れる。

「とりあえずこのプリウスで20万kmオーバーは達成したい。どこまで行けるか試してみたいという気持ちもあります。今の技術トレンドが続くのであれば、次もハイブリッド車を選びます。仕事の関係上、ステーションワゴンが出ればいうことはありませんが……」
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杉元和彦 すぎもと かずひこ
測量機器販売・メンテナンス会社社長。大手光学機器メーカーで測量機器部門の営業を手がけた後独立し、現在の会社を設立。年間走行距離5万kmというヘビーユーザーで、車歴は国産サルーンカーから輸入スポーツセダン、ステーションワゴンなど多彩。プリウスは9台目の愛車
杉元さんのプリウスe燃費(実用燃費)データ
e燃費(実用燃費)データ
杉元さんの実用燃費平均値は19.8km/Lと、2代目プリウスのe燃費ユーザーの平均である19.7km/Lの燃費と同等の数値をマークしている。プリウスの走りのよさを意識した使い方をしているなかで、このグラフ推移は、THS-IIが安定したシステム制御の上に成立していることがわかる
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2005年に発売された現行最新モデルで、走行距離すでに8.3万kmオーバー
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購入1年目はハイブリッドの特性をあらゆるシーンで検証し、2年目の今年からはプリウスなりのカスタマイズにトライしているという
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TOM'Sブランドの専用パーツをベースに足まわり強化も合わせて、2代目プリウスのダイナミクス性能を引き出す仕様
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プリウスは足まわりもしっかりしていて、なおかつ燃費がすこぶるいい。環境に配慮しながら走りが楽しめるクルマとして、誰もがその魅力にハマってしまう