新車を買っても最初の車検(3年)でタイヤを交換したほうがいい。溝があったとしてもゴムが劣化するからだ。
ゴムは古くなると硬くなる。硬くなるとしなやかさがなくなってウエット路面で滑りやすくなる。いざというときに、ブレーキの利きが悪くなって制動距離が伸びてしまうのだ。これはドライ路面でも同じで新品時よりグリップは下がっているから、カーブでも限界スピードは下がっている。
ゴムが硬くなっているということは乗り心地も硬くなる。音がうるさくなっている可能性もある。というように古くなったタイヤはいろいろな性能が落ちていると認識しなければならない。そのなかでウエットグリップの低下は顕著だから気を付けなければならない。 |
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タイヤの山があるから大丈夫ということはけっしてない。写真のようにヒビ割れが生じてきたら、即交換だ |
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