| 通常のルート探索でも過去の交通情報データから今後発生すると予測される交通状況を推測するが、最速ルート探索ではさらに目的地までのルート上に発生しているリアルタイムの情報を加え、もっとも最速で到着すると予想されるルートを案内してくれる |
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| カーナビ側にある「オペレータ」ボタンを押すだけで、自動的にコンパスリンクライトのオペレータセンターに接続。目的地設定や行きたい場所の検索、天気情報、さらにはクルマの使い方など、さまざまなサービスに迅速に対応してくれる |
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| 何かと便利なお得サーチ。なかでも便利なのが、現在地付近のガソリン相場案内。ガソリン相場が即座に把握できるので、出掛けた先で無駄に高いスタンドで給油することが避けられる。ほかにもカードを使ったお得情報やレジャー関連のお得情報もある |
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| カーウイングスを搭載したカーナビで実感できるのは、操作しているときに得られるレスポンスのよさだ。DVD方式のハードウェアなので、多少は動作に鈍さが感じられるかと思いきや、そんなことはいっさいない。クルクルッと回る回転式ダイヤルは、小気味よいクリック感があり、確実な操作感を伝えてくるし、画面の切り換えも素早く、その動作に不満はほとんど感じられない。 |
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| 50音入力や電話番号入力もこの回転式ダイヤルがスムーズに動くので、それほど煩わしさを感じない。何よりも手もとで操作できる使いやすさに魅力を感じるはずだ。さらに音声認識によるインターフェイスも備え、これを使えばコマンド入力のショートカットとして利用することも可能。一度、カーウイングスの操作を体験すれば、カーナビの使い勝手はタッチパネルだけがすべてではないことがわかってくる。 |
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| さらにカーウイングの魅力は、ドライバーの要求にあった探索を行なってくれることでも実感できる。最近ではカーナビが過去の交通情報をもとにしたルート探索を行なうことは決して珍しいことではなくなった。しかし、過去の情報だけでは事故の発生や工事などに影響された突発的な交通情報の変化には対応できない。「VICS情報を受信すればいい」との考え方もあるが、これはあくまで光・電波ビーコンによる情報が得られてからのこと。渋滞発生を知らずにその方面へ向かい、そのルート上に渋滞があることに気付いて初めてその対応となるのでは遅すぎるのだ。 |
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| カーウイングスでは、携帯電話回線を経由して、目的地までのリアルタイムの交通情報を取得。この情報も加えたうえでのルート探索を出掛ける前に行なうことができるのだ。しかも、一定時間ごとに情報の更新を行なうように設定しておけば、つねに最新の情報に基づくルート案内が可能となるのだ。また、画面上では複数のルートを使った場合の所要時間を比較して確認することも可能。おおよその時間とはいえ、ドライブ上のスケジュールを管理する意味でじゅうぶんに役立つことだろう。 |
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| 「AutoDJ」は100chもの多彩な情報元から最新の情報が取得できる便利なチャンネル。その内容はつねに更新されており、新しいコンテンツも続々と登場しているのも大きな魅力だ。最近では現在地付近のガソリン相場やカードを使ったお得情報も追加され、さらにはジャンル別のお食事サーチなどの新ジャンルも更新されたばかり。また、「ここです車メール」は、カーナビ操作で現在地・目的地周辺の位置情報を携帯電話に送信できるユニークな機能で、AutoDJのチャンネルを選ぶと現在位置や目的地が表示できるURL付メールが指定の携帯電話に配信される。実際に使ってみたが、待ち合わせのときに自分の場所が電話ではなかなか場所が説明できないときなど、相手に簡単に自分の場所を伝えたいときに、とても便利に思えた。 |
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| そして、何よりもカーウイングスの使い勝手を高めているのが、オペレータによる多彩なサービス「オペレータサービス（コンパスリンクライト）」だ。その使い勝手は抜群にいい。目的地設定や経由地設定に始まり、観光施設の情報や飲食店の情報、電話接続などのサービスまでも、その要件をオペレータに伝えるだけ。もちろん24時間年中無休対応。カーナビの使い方がわからないときや、目的地付近のきめ細かな情報を得たいときに、電話で会話をしていくなかで簡単に取得でき、しかも目的地設定時には最速ルートを指定できる。これならカーナビ操作に不慣れな人でも、カーナビの魅力をフルに使いこなせるようになるだろう。 |
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| さて、このカーウイングスだが、ここまでの機能を備えながら、通信料を除くすべてのサービス利用料は新車購入時から3年間無料。ということはクルマを購入して最初の3年間は利用料を気にせずにこれだけ多くの魅力を備えたカーウイングスを思う存分、使い切れるってこと。これまで「テレマティクスは遠い存在」と思っていた人も多かったと思うが、カーウイングスが持つ使い勝手のよさを味わえば「なぁ〜んだ、簡単じゃん」「意外と使えるよ」と思うことは間違いなし。カーウイングスはそう実感できるだけの使いやすさを備えた魅力的なテレマティクスなのだ。 |
| （会田肇） |
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