Response.特別企画 最新カーナビ徹底ガイド
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カーナビ 大アンケート
IMPRESSION
タッチパネルの魅力は画面を見ながら直接アイコンをタッチしてコマンド入力を行なえること。だかこそ少しでもそのタッチ面積を広くするために3×3配列の新GUIを採用。見やすく、押しやすくがポイントなのだ
リアルな街並みを描きながら進行方向を案内するカットインムービーガイド。単にリアルさだけではなく、道路上にある交通規制までも正確に描き、しかも分岐点付近では視点を上に上げて、そのようすがひと目で把握できるように工夫している
好評のマルチウインドは継続して搭載され、地図を表示しながら同時に別の情報を表示することができる。MUSIC JUKEのリストや地デジ放送の画面など、その表示できる内容は多彩。使い方次第で便利に使える
ひと目見てライバルたちと違うのは電源を入れると自動的に開くアクティブ・ウィングの存在だ。一般的には2DINという限られたサイズに7型ワイドVGAモニターを備えていれば、操作するためのハードキーを配置するスペースはどうしたって限られてしまう。そこでイクリプス・AVNシリーズでは上級機にこのアクティブ・ウィングを採用することで使い勝手の向上を図ったのだ。
しかも2006年モデルではそのウィングに配置されたボタンをサイズアップするとともにボタンそのものを自照式に変更。回転式ボリュームの採用とも相まってこれまで以上の快適な操作性を確保したのだ。触れてみるとそのメリットはすぐに実感できる。昼夜を問わず、ボタンがしっかりと確認できるうえ、回転式ボリュームのクリック感が確実な操作をもたらしている。それだけではない。タッチパネル上に表示されるアイコンはレイアウトを3×3に変更した新GUIを採用。これがアイコンのサイズアップにもつながってタッチパネルらしい軽快な操作性を実現することにもなったのだ。
グレードアップされたナビ性能にも注目したい。その筆頭は交差点までをリアルな動画で導く「カットインムービーガイド」である。対象となる交差点の分岐点300mほど手前になると画面上にはリアルな街並みが再現される。そこには街路樹や分離帯、さらには道路上に描かれている交通規制までも表現され、まるで街並みが実写映像で映し出されているかのようだ。分岐点に近づくとクルマの動きに合わせてこの街並みが動き出し、やがて右左折の音声案内とともに正確に進行方向へと導いていく。ここまで案内されれば、複雑な都市部の交差点も余裕を持って対応できるだろう。
最近のカーナビの標準機能となりつつある渋滞考慮探索。じつは本機に搭載されたそれはライバル機たちのとはちょっと違っている。これまでの渋滞考慮探索は、ルート探索を行なった時点での交通情報データをもとにしているのみ。ところが本機の場合は、時間軸の変化とともに移動するエリアを15分ごとに予測し、その変化の中で最適なルートの選択を行なうものとなっているのだ。その効果はジックリ使ってみないとわからないものだが、何度かの検証を行なった限りでは好結果をもたらしている。これこそが快適性を徹底的に追求した結果、生み出されたものといえるだろう。
AV機能では新たにHDDが容量アップしたことで、ミュージックジュークとして数多くの楽曲が収録できるようになったし、それをフルに生かす4ディスクマルチチェンジャーの組み合わせたメリットも大きい。また、ウィングを閉じてオーディオのボリューム操作ができるようになったのも朗報である。そしてフロントアイカメラ。狭い路地は世の中に数多くあるわけで、そんなときにクルマを前へ繰り出すことなく左右が確認できるこのカメラの有効性は極めて高い。バックアイカメラを一度使ったら止められないように、このカメラも同じように二度と手放せなくなるのではなるのは間違いないだろう。
AVNが単にオールインワンだけで満足できる時代はすでに終わりを告げている。これからはその機能と性能をいかに快適に使いこなせるかにかかっているといえるだろう。AVN8806HDはそうした時代に最適なAVNとして登場したのだ。
(会田肇)
Super AUTOBACS ズバリ!ここがイチ押しです
サウンドチューナー 林田靖久さん
タレントの山田優さん出演のテレビCMの影響もあるのか、最近では指名買いが非常に多くなっています。ボリュームにジョグダイヤルを採用するなど、先代モデルよりも操作性は向上していることや、走行中に助手席からDVDビデオを楽しむことのできるダブル画面。そしてVGA画質を採用したことで、地図に表示される文字も見やすくなりました。ルート設定も数少ない手順でセットできるようになっており、ナビを今まで扱ったことのない人にもお勧めの一台です。
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