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航空自衛隊、空中給油機 KC-767 の機内を公開 23枚目の写真・画像
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2016年9月29日(木) 22時59分
《撮影 石田真一》
拠点とする小牧基地の滑走路に進入してくる航空自衛隊の空中給油機「KC-767」。現在4機が配備されている。
《撮影 石田真一》
横田基地日米友好祭で展示されたKC-767。機内公開された機体としては一番人気で、1~2時間待ちとなった。
《撮影 石田真一》
ボーイング767-200ERの貨物型をベースにしている。
《撮影 石田真一》
KC-767の機内公開は非常に珍しく、所属する小牧基地で行われたことしかない。今回は操縦席も披露するという大盤振る舞いだった。
《撮影 石田真一》
今回の公開では、人員輸送仕様形態となっていた。
《撮影 石田真一》
200人分の座席が19枚のパレットに載せられている。
《撮影 石田真一》
シートベルトはクルマと同じ3点式となっている。
《撮影 石田真一》
旅客機をベースとしているが、運用としては軍用機。挙動はそれなりに荒いということなのか。
《撮影 石田真一》
頭上にある荷物棚(オーバーヘッドストレージ)が無いので、広々としている。
《撮影 石田真一》
ただし、シートとシートピッチは狭い。横2-4-2列の配置になっている。
《撮影 石田真一》
国内線仕様のボーイング767は横2-3-2列のシート配置なので、狭さが際立つ。
《撮影 石田真一》
シートテーブルや読書灯も装備されているが、横が狭く、窓も無いので「乗ったら寝るしかない」とのこと。
《撮影 石田真一》
ネジ留めされている部分に非常用の酸素マスクが入っている。
《撮影 石田真一》
パイロットは2クルーが乗るので、仮眠スペースも用意されている。
《撮影 石田真一》
ただし、頭上に「消すことのできない照明」があり、上段は広いが明るすぎて眠れないという。
《撮影 石田真一》
今回は空中給油オペレーターの座席も公開された。
《撮影 石田真一》
米軍の空中給油機は直接目視で作業するが、自衛隊はカメラで撮影した映像をモニターで見ながら行う。
《撮影 石田真一》
正面モニターに燃料等の数値が、ブームは3Dディスプレイを装着して操作する。
《撮影 石田真一》
左側の操作スティック。
《撮影 石田真一》
右側の操作スティック。
《撮影 石田真一》
オペレーター席の公開は小牧でも実施しておらず、隊員いわく「ものすごくレア」とのこと。
《撮影 石田真一》
操縦席はボーイング767とまったく同じ。
《撮影 石田真一》
ボーイング767が登場した際は先進性を感じたが、今となってはちょっと古い印象。
《撮影 石田真一》
今回の公開では操縦席への着座体験も含んでいたため、行列と待ち時間が伸びたという。
《撮影 石田真一》
モニターサイズも今となっては小さい。
《撮影 石田真一》
操縦性能はボーイング767と変わらないという。
《撮影 石田真一》
今後導入される新型の空中給油機(KC-46A)はKC-767と同じボーイング767ベースだが、操縦席はボーイング787に近いものになる予定。
《撮影 石田真一》
オーバーヘッドバネルにも差異はなかった。
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