

外観色が若干変わったものの、昨年型(04夏モデル)と同一だ。ソフトウェアのバージョンアップをすることで、04モデルも05モデル相当の機能を手に入れることができる |
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渋滞予測機能のアルゴリズムには3連休が加わった。精度が向上したことによって、到着時刻からの出発時刻を逆算することも可能となっている



面白いのがこの「ルートイコライザー」という機能。ユーザーの好みを折れ線グラフでわかりやすく表示している |
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HDD[サイバーナビ]は、市販ナビとしては初めて「渋滞予測」の機能を搭載したナビだ。過去の渋滞データ(VICS統計情報)をハードディスク(HDD)に蓄積。ルート計算に必要な出発地や目的地の情報とともに、ドライブに出かける日時を入力すれば、過去の情報から渋滞の傾向を導き出し、全体の所要時間を事前に予測することができる。過去データをもとにした予測だから、ドライバーが勘で「このぐらい」とする予想時間よりもはるかに的確。土地勘の無い場所でもOKだ。
05-06モデルではこの渋滞予測機能をさらに強化。アルゴリズムには、これまでの「季節」、「曜日」、「時刻」、「大型連休」だけでなく、新たに「3連休」も加えた。
また、最新モデルでは携帯電話やCFカード型の通信機を使い、広域のVICS情報を取得する「オンデンマンドVICS」を新たに採用した。通信型ナビ[AirNavi]ではお馴染みの機能だが、これによってFM多重VICSでは提供されない「リンク旅行時間」も取得できるようになり、予測された所要時間を実際の情報で補正することが可能となった。
至れり尽くせりの感もあるが、HDD[サイバーナビ]の「最強ぶり」を実感するのであれば、オプション品の光/電波ビーコンも必須。これを組み合わせることによって動的なリルートにも対応する。
出発前の事前予測。出発後のリアルタイム情報取得。そして突発的に発生した渋滞を回避するための動的リルート。3つの渋滞回避手段が備わっているからこそ、HDD[サイバーナビ]は最速でユーザーを目的地まで導いてくれるのだ。 |