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mitsubishi
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製品アウトライン
『AVカーナビ』としての機能をさらに充実させると同時に、処理速度を飛躍的に向上させてかつてないスムーズなナビ機能を実現した。

モニターは7型ワイドのインダッシュ型とし、そこにはMDデッキやチューナー類を内蔵。HDDが収まるカーナビ本体は、これとは別に1DINサイズとして用意されている。そのため、本体と離して取り付けることも可能だが、DVDデッキはカーナビ側に用意されているため、それはあくまで手が届く範囲に限定される。
    コントロールはモニター側にあるボタンか、リモコンのどちらかで操作するもので、タッチパネル機能を備えていないのはこの夏リリースのHDDナビでは唯一となった。しかし、標準装備しているボイスコントロールは、その認識率の高さで実績があり、実用度も非常に高い。

携帯電話を接続して、専用サイトに接続して情報をダウンロードするテレマティクス機能にも対応し、最近では珍しくiナビリンクやiモードメールの送受信が可能。一段とレベルアップした処理能力と、多彩な機能がHDDナビとしての魅力度を高めたHDDナビだ。
専用LSI「ナビコア」搭載による高速処理・高精細描画を実現


これが、高精細な画像の高速処理を可能とする「ナビコア」だ。ゲーム機などに搭載のグラフィックプロセッサを応用。ルート探索やその表示も高速に行なえるようになった
  カーナビとしての能力をさらにレベルアップするために、新開発の専用LSI「ナビコア」を搭載。

このLSIは、カーナビでは最速の最大動作周波数400MHzの高速処理を実現したもので、これによってストレスのない高速処理・高精細描画を実現。ストレスを感じさせないスクロール/ルート探索をはじめ、よりスムーズで高速の地図縮尺変更を可能とした。

都市景観を取り込んだわかりやすい交差点拡大案内が特徴の「ビジュアルシティーマップ」の実現も、このLSIの採用によるところが大きい。
「CD4倍速録音」と「追っかけ再生」ができる新「ミュージックフォルダ」


4倍速でCD録音しているところ。HDDナビでは当たり前の機能だが、クルマの中にCDが散乱しないし、いちいちセットする手間もいらない。家庭用CDプレーヤーにもほしい機能だ
  これまでも三菱のHDDナビはAV関連の機能が充実していることで知られていたが、本機ではその機能をブラッシュアップ。そのひとつが業界でもっとも早く「CD4倍速録音」と「追っかけ再生」ができる新「ミュージックフォルダ」を搭載したことだ。

この4倍速録音は60分のCDなら約15分でHDDにコピーできるものとなり、しかも「追っかけ再生」によって4倍速録音中であっても録音済みの曲が再生できるのだ。録音できる曲数は約1000曲にもなり、CDDBをもとにしたタイトル付与も実現している。
最新のドライブ情報が入手できる「お出かけスポット案内」


開発システムにJavaを採用することによって、付加価値の高いアプリケーションプログラムの開発やPCなどからの移植も簡単になった。今後、携帯やPCアプリからの応用が進むことが期待される
  三菱のナビが従来より採用しているテレマティクス機能をさらに便利に使いやすくしている点にも注目したい。

最新のドライブ情報がリアルタイムに入手できる「お出かけスポット案内」機能を搭載し、従来から採用していた「季節情報配信サービス」に加えて、毎週、全国30〜50件の最新スポット情報を携帯電話経由で取得できるものとなったのだ。

これらはJavaテクノロジーによって、動きのあるアイコンとしても活用され、またナムコのゲームなどとして楽しむこともできる。
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