価格：32万0000円

■通信機能とHDDで実現する“シンクロナビ”
携帯電話による通信でサーバーを介して多彩なユーザーの志向に対応するアルパイン初のHDDナビ。専用カーポータル通信サービスとして用意した「マイドライブネット」の膨大なデータベースにインターネット接続でアクセス可能とし、これによって携帯電話、カーナビ、パソコンのすべてがシンクロナイズして、簡単操作でデータのやりとりができるものとしたのが最大のポイント。

■「マイドライブネット」で地図の書換えにも対応予定
通信によって使える検索データは一年に2〜4回更新して鮮度の高いデータを提供し、さらに上映中の映画と映画館やコインパーキング（パーク24）、ガソリンスタンド（エッソ／モービル／ゼネラル の800店が当初参加）や天気予報といったリアルタイム情報の検索も可能だ。また、書換え可能な大容量HDDという特性を活かし、最新道路データや機能アップデータをダウンロードしての書き換えにも対応する（2002年秋以降開始予定）。その際には使用頻度が高い希望エリアの地図道路データのみを書き換えたり、気に入った機能を追加するというカスタマイズ化にも対応することとなる予定だ。

■メモリスティック経由でPCと連携
カーナビとのインターフェイスとなるリモコンにはマイドライブネットとカーナビがワンタッチでシンクロできる統合型リモコンを、PCとカーナビを結ぶメディアにはメモリスティックを採用した。性能の中枢となる部分には大容量16GB・HDDと64bitRISC型CPUを組み合わせて、独自の最詳細データベースとリアルタイム情報をもとに検索、ルート探索、ルート案内を実現するものとしている。

■ボイスコントロールからリモコンへの引継ぎ操作も可能
カーナビの基本機能としては、高架道路での高精度な自車位置表示も可能な3Dジャイロを搭載し、一度走ったルートを登録して次にルート探索を行うときにも同じルートを引ける「ルートバンキング機能」に新対応。インターフェイス部分である音声認識の性能も格段に向上し、使用者が男性／女性であるかまで判断し、音声認識で行った操作を途中でリモコンに引き継ぐマルチモーダル操作も可能として使い勝手をさらに高めている。